生成AIについて、使ってみて思うこと

仕事上で必要なければ、日常では特に使う必要は無いのかな?と思っています。

なぜそう思うのか?それは、やっぱり結局ネット上の膨大なデータの寄せ集めに過ぎないから。

特に何かを相談するとか、悩みを打ち明けるとか、方向性を練るとか、そういう曖昧な自己の内面を見せたところで、本当に相談者の人となりと過去と現在を考察している訳ではない。

膨大なネット上のデータと、目の前にある相談者のテキストから読み取れる状況を忖度しているだけだと思う。だから、ウケはいい。

つまり今まで通り、答えは自分の中にあるものを見つけるしかない。

AIは一般論については最強の指導者だけど、それは出来の良い営業マンのようなものに感じる。

コンビニの店員に、鮭おにぎりとツナマヨおにぎりどっちが良い?と聞いても、無視されるか、適当に答えられるか、バカにされるので、誰も聞かない。

でも、生成AIなら、体調とかトレンドとか旬とか、あれやこれや良いように考察してくれる。もしかしたら、サラダの種類まで提案してくれるかもしれない。「そういうことにこだわるあなたは流石ですね!」的な愛想もある。

悪い気持ちではないし、結果として自分の中にある答えに辿り着くのかもしれない。

でも、それが正解かどうかは、相変わらずやってみないと分からないのが人生。

結論、生成AIを駆使したところで、具体的な目的と自分の中にあるスキルを活用するためじゃないと、ただSNSにハマっているのとあんまり変わらない。

もちろん使い方次第なところはあるけれど、少なくとも目的とスキルがあってこその便利ツールでしかないと、三つの生成AIに課金してアレコレやらせてみた結果そう思ってきました。

つまりビジネスとか起業で使っても、そもそもの自分が持っている目的とかスキル以上の結果にはなりません。

生成AIを学んだところで、自分の仕事力以上には働いてくれません。

そしてすでに生成AIの世界にはエンジニアのプロがいっぱいいるし、その進歩も素人が追い付けるレベルを超えている。

今のところ仕事のツールとしては色々開発されているので、そこは活用すべきだと思います。けど、日常の便利ツールとして積極的に活用するのはまだ先でも良いのかと思います。というか、日常的にどう活用するのか、私の想像力のせいなのかあまり具体的なことを思いつきません。

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