悪意ある晒し行為を検索結果から削除申請してみた結果(明るい意味で残念な結果)

とある零細会社のクライアントが、自社の名前で検索すると表示される「詐欺会社(とは言わないが気を付けて)」ということが注意喚起されているウェブページを、検索結果から削除して欲しいと申請した話です。

クライアントはわざわざ休日をつぶして、非生産的な申請作業を真摯な気持ちと切実な願いを込めて、丁寧に最重要仕事レベルで取り組んだ結果…

あっさりと却下されたとのこと。

追加資料の提出とか、より詳細情報の提供とか、お気持ちお察ししますとか、一切合切なんにも無かったみたいです。一言で言えば「削除すべきことは無い」という回答。

グ〇〇ルのポリシーは、そういうレベルのようです。

言うまでも無いですが、クライアントの会社は詐欺で訴えられたこともないし、金返せ!的なクレームも皆無です。ただ過去、まだ会社を立ち上げたばかりのころに、とあるマルチ商法にハマっていたのは事実。もちろんそのマルチ商法からは完全に手を引いていますし、なんならマルチ商法の会社は今も詐欺で訴えられることもなく健在です。

つまり事実ではない「詐欺」というワードを使い、過去のできごとを掘り起こしてまるで犯罪に加担していたような印象を与えているわけです。

気にしなければ良いだけですけど、当事者にとっては末代まで祟ってやりたくなるほど辛いことです。

もちろん違法性を訴えるのも手ですが、弁護士を通すとか裁判とかする気はないとのことでした。

追加で面白おかしく晒されるのが目に見えているからと。

「踊りつかれて」という小説が今年の直木賞候補になりましたが、まさにあの世界です。

どこが明るい話なんですか!と思いますよね。

そのクライアントには直接言えていないですし、言わなくても分かっている方なので暗黙の了解で、この一件は笑い話として封印することにしました。

要するに、ネット上の情報ってそういうものなんだということ。

昭和から平成にかけては、新聞を読むことがリテラシーであり情報源であり知識階級には必須のアイテムでした。

新聞に書いてあったから!

これが絶対の価値観だった頃もありました。それが今では新聞なんて、一部高齢者の暇つぶし程度でしかありません。

巨大なビジネスだった新聞でさえ、この没落です。

じゃあ検索エンジンもいずれは…、想像にお任せしますけど、結果が平等ではないうえに公平さにも欠ける検索結果を、人類はいつまで信じることができるのでしょうか。

そのあたりはすでに生成AIが解決し始めているのかしれません。

検索結果ごときで一喜一憂していた時代が懐かしいですね。

これからも私含め多くの人は検索をし続けるのでしょうが、その結果に惑わされない人間性を獲得しておくことが重要になりました。今更何を言っているのだと思うでしょうけれど、つまり結局のところ大切なのは人間としての成長です。

なんか説教臭くなりますが、今も昔も目指すところは変わらないという「明るい結果」に辿り着いた気分に私はなりましたが…、さてどうでしょうね。

一応、補足しておきますが、マルチ商法の問題を軽視する意図はありません。

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